名もなき日常

何気ない毎日が大きな物語を作っている

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

音楽は映像だ

昨日、とあるテレビ番組を見ていたところ、視聴者の思い出の曲を ドラマにし、クライマックスでアーティストがその曲を歌って ドラマを盛り上げるという試みを行っていた。 ドラマに音楽は必要不可欠であると思うが、 音楽がきっかけとなり、ドラマが展開と…

中途半端

自身の性格の特徴なのだと半ば諦めているが、 結構色々なことに手を出しては、途中で辞めていることが多い。 誰かに強制されて始めたことでなくとも、最後までやり抜くということが、 あまりできないらしい。 継続することの美しさは理解しているつもりだが…

先日最終回を迎えたドラマ『カルテット』で、 松田龍平演じる別府司が「夢を見て損することはなかった」と言ったが、 その意味する「夢」とは意味が異なる夢について書いてみたい。 最近は、「夢」を見るということがめっきり減ってしまったため、 睡眠中に…

残業

残業時間の上限について、国会で議論が交わされている。 突然、火がついたようにこのことが議題に上がり、意見が交わされている。 そして、「100時間」「80時間」「60時間」という数字がメディアに躍った。 この結果に、どうも数字だけが一人歩きをしてしま…

カルテットの美しさとは

今クールのドラマの中で、自身が最も楽しみにしているドラマが 「カルテット」である。 音楽に関連するドラマだから面白そうだという理由で見始めたが、 回を追うごとの予想外の展開に、毎週火曜日が楽しみになってきている。 ネット上でも盛り上がりや見解…

渡瀬恒彦氏に捧ぐ

目覚めてテレビのスイッチを入れ、 最初に目にしたニュースが、渡瀬恒彦氏逝去のニュースだった。 愕然とした。 信じられなかった。 家にいる時間が増えてから、 今まで以上にサスペンスの再放送を目にするようになった。 BS放送やCS放送を含めると、1日中サ…

ピアノ

パリ在住の方のピアノにまつわるエッセイ的なものを読んでいる。 著者はピアニストではなく、ただ、ピアノをこよなく愛し、 ふと立ち寄ったピアノ修理工場に出逢ったことで、 ピアノに改めて傾倒していくという内容だ。 普段、ほぼ日本文学しか読まない(…と…

湯船に浸かりながら

お風呂から上がった後が、一番ポジティブになれる気がする。 発想が自由だから? 一日の出来事をキレイに洗い流してくれるから? お風呂上がりに鏡の前に立つと、その時は、「明日はこれをしよう」 「こうしてみるのも良いかも」という気が起こる。 ただ、睡…

青い空

空が青い。それだけで、心が晴れる。 普段あまり携帯電話で写真を撮影したりしないが、 空が青いと、ついシャッターを切りたくなる。 空が青い。それだけで泣きそうになる。 そのような歌詞の楽曲が発売された時に、この感情を端的に歌詞にできる人の 心の清…

公園

歩いて1分程度の場所に公園がある。 ほぼ毎日と言ってよいほど、その公園の中を通る。 最寄り駅に向かうために横切っているからだ。 私にとってのその公園は、駅までの道のりを少しばかりショートカットするための道としての役割が大きい。 そのために、立ち…

あてのないウォーキング

7年程前に、 会社のメンバーでどこかの市が開催する駅伝に出場しようということになり、 ランニングの練習に励んだ時期があった。 また、自分の中のモヤモヤした気持ちを吹き飛ばすために、 夏の夜に家の周辺を闇雲に走った時期もあった。 目的のあるランニ…

タイミング

タイミングというものは、時に自分の意思とは別に訪れる。 昨年の秋口に、退職を申し出た。 理由は、家庭不和を避けるためだ。 もちろんそれだけではない。 自分の中で、この仕事を続けていく自信や気力を失ってしまったことも大きい。 どれだけ家庭不和が原…